YouTubeの収益が停止されているのに、立花孝志さんが裁判や選挙運動、政党運営を続けられているのはなぜなんでしょう!?
普通に考えて、これだけの活動を支えるには多額の資金が必要なはず。
その資金源や収支の仕組み、さらには立花さん自身の年収……謎が多いと思いませんか?
今回は、NHK党の収支の裏側や、YouTube収益停止後にどうやって活動を維持しているのかについて紹介していきます!
調査の結果、立花さんの年収と推定3000万ほどで、党の運営費の多くは借金による借入だったことがわかりました!
立花孝志の推定年収は約3000万円!
引用元:YouTube
まずは、立花孝志さんの年収について見ていきましょう!
2019年まではYouTubeによる広告収益がかなりを占めていましたが、現在は収益化がストップされています。
主な収益源は以下の2つだと考えられます!
議員報酬:年間約2,800万円!
立花さんの年収の大部分を占めるのが、国会議員としての報酬です。
以下、内訳をざっくりとまとめたものです
基本報酬:約1,560万円
国会議員の給与は法律で月額129万4,000円と定められいます。
これが議員報酬のベースです!
文書通信交通滞在費:約1,200万円
政治活動の経費として月額100万円が支給されます。この額は一律で、使途の制限がありません。
書籍印税と講演料:多くても年間100万程度
書籍と講演活動も立花孝志さんの収益元の1つと言われていますが、議員報酬と比べると微々たるものかと。
引用元:HMV
書籍印税:年間約数10万円
書籍からの印税収入は、小さく見えて意外と侮れません。1冊1,500円の本が年間1,000冊売れると仮定しても
複数出版書籍があること、YouTubeの登録者数が70万人超えで、かつコアなファンが多い上に現在も活動をつづけているとなると、書店やネット通販で一定の需要はありそうです!
講演料:年間数10〜30万円
過去にはホリエモンと開催していますが、その時は1人あたり、4000円〜5000円の講演会で、500人規模の座席がほぼ埋まったみたいです。
2024年の立花孝志の活動資金源は借入だった!
「YouTube収益がなくなって、立花さんどうやって活動してるの?」と疑問に思う方、多いんじゃないでしょうか。
実際、2023年までは政党助成金が活動を支える大きな柱でしたが、2024年にはこの助成金が受け取れないという状況になっているんです!
引用元:NHK
NHK党の資金確保の方法の1つとして、立花孝志が公言しているのが「借金」が挙げられます!
2024年、政党助成金が受け取れなくなったことで、選挙活動などの多額の資金を必要とする場面で、借金が苦肉の策として使われているんです…。
「12億円借りてる」「いつ自己破産してもいい」N党・立花孝志氏
引用元:文春オンライン
「未来への投資」と前向きに捉える部分もあるかもしれませんが、実際には政党助成金がなくなったことで、資金繰りが一層厳しくなっているといった見方がされています!
年間支出は選挙費用や裁判費用で2000万円以上!
ここからは、立花さんの現在の活動における支出額について見てきます!
NHK党は、立花孝志さんを筆頭に選挙運動や裁判活動、党運営など、結構多岐にわたって活動をしていますよね!
それぞれの支出項目を具体的に解説します
選挙関連費用:600万~1,500万円
選挙ってお金がかかるって言うけど、具体的にどれくらいかかるか知っていますか?
選挙.comのデータを元にした情報によると費用はなんと600万円から1,500万円以上にもなるんです。
引用元:選挙.com
選挙区の規模や活動内容によって違いはありますが、大まかな内訳をここで詳しく解説していきます!
供託金:300万~600万円
供託金、これがまずデカい負担なんです。参議院選挙の場合、比例代表なら1人あたり600万円、選挙区なら300万円が必要になります。
しかも、一定の得票数に届かないと没収されてしまう。
つまり、得票率が低いと「ただの高額なチャレンジ料」になってしまうわけです。
例えば、比例代表で複数の候補を立てる政党だと、この供託金だけで何千万円も必要になるわけで、これはかなりハードル高いですよね。
選挙ポスター印刷・掲示費:150万~250万円
選挙ポスター、街中でよく見かけますよね。あれ、一見地味に見えるけど、実は印刷するだけで100万円以上かかるんです。
さらに掲示板の設置費用も追加されます。
地方選挙ならまだ抑えられることもありますが、国政選挙となると、数万枚単位で印刷するので費用は一気に跳ね上がります。立花さんのように広い範囲で活動する場合、このポスター代だけでも相当な負担です。
選挙カー運営費:100万~150万円
選挙といえば街中を走る選挙カー!でもこれも侮れません。
軽自動車を選んだとしてもレンタル代が2週間で50万円以上。さらに、ガソリン代や運転手の報酬がかかります。
街頭演説を何度も行う場合、燃料費が積み重なり、合計で100万円を超えるのが普通です。立花さんみたいに、積極的に街に出るスタイルだと、この費用は避けられないんですよね。
人件費:200万~250万円
選挙活動を支えるのは人の力。ボランティアだけで運営するのは現実的じゃありません。運動員や事務スタッフには報酬が発生します。
運動員10人を1日あたり8,000円で雇用すると、17日間で約200万円。
さらに、電話対応や書類作成を担当する事務スタッフにも費用がかかります。人件費は選挙の規模によって上下しますが、これは大きな負担です。
広告費:100万~200万円
最近の選挙では、広告もデジタル化が進んでいます。SNS広告やYouTubeを活用して広範囲にアプローチすることが当たり前。
特に立花さんのようにデジタルメディアを重視する候補者には重要な出費です。
FacebookやYouTube広告は1クリック数十円から数百円ですが、数万人にリーチしようとすると、50万~100万円は必要になります。新聞広告を加えるとさらに費用がかさむことも。
選挙事務所維持費:70万~120万円
選挙事務所も必須アイテムですが、これがまたお金がかかる!
プレハブを仮設したりテナントを借りたりすると、2週間で50万円以上。電話やインターネット設備を整えるだけでさらに10万~20万円ほどかかります。
裁判費用:1件数10万〜500万円
続いての支出項目は裁判費用です!
まずは、実際に立花孝志さんが行っている裁判の費用感をシンプルにお伝えします。
裁判費用の内訳を具体的に見ていきましょう!
弁護士費用:0円~300万円
まずは弁護士費用。通常、裁判をやるには弁護士が欠かせないですよね。
「勝ったら報酬」という仕組みは納得感ありますが、やっぱり額が大きいですね。
立花さんについては、自分で一から裁判の手続きできる案件もあるため弁護士費用がゼロの可能性も。
ただ、損害賠償請求などの複雑な案件では弁護士が必要になることもあります。
裁判所手数料(印紙代):1万~50万円
次に避けられないのが裁判所に支払う「印紙代」。これは請求金額に応じて変わります。
印紙代は金額が固定されているので、「これだけは削れない固定費」って感じですね。
証拠収集費用:5万~30万円
裁判で一番重要なのはやっぱり「証拠」です。立花さんもここには力を入れているはず。
ただ、立花さんの場合、自分で証拠を集めることが多いので、コストはかなり抑えられているでしょう。
その他の費用:1万~5万円
これらは小さな出費に見えますが、何回も重なると馬鹿になりません。
以上をまとめると、1件の裁判にかかる総費用は最低数10万円から最大で500万円を超える可能性があります!
党運営費は年間約9,700万円の支出【2023年収支報告書より】
続いて党運営費について見ていきましょう!
2023年の収支報告書を参考に解説していきます!
収入総額:1億3369万円
まずは全体像から!2023年のNHK党の収入総額は約1億3,369万円です!
NHK党の収入の約70~80%は、この政党助成金からでしょうね!
例えば
小規模政党であるNHK党の場合でも、年間で約9,000万円~1億円が支給されると見られます。
この金額が、党運営の基盤となり、スタッフの給与からオフィス維持費まで、すべてを支えているんです。
これ、言ってみれば「選挙の成果がダイレクトに資金源になる仕組み」なんですよね。だからこそ、選挙で結果を出すことが重要なんです。
寄付金:1,116万円
収支報告書を見て驚いたのが、寄付金の多さ!
やはりコアファンが一定数いることもあり、支援者からの寄付金は年間で1000万を超えています。
支出総額:約9,737万円
主な支出項目
人件費
党スタッフや職員の給与が含まれるこの項目。詳細な額は記載されていませんが、党全体の活動規模から推測すると、年間で数千万円規模の出費が予想されます。
広報費
NHK党はSNSやデジタル広告に力を入れていることが知られています。この広報費用は党運営費の10~15%程度を占めると考えられます。
オフィス維持費
党本部や地方支部の賃料や光熱費、通信費などが含まれます。年間数百万円は確実にかかるはずです。
収支で考えると年間で2023年のNHK党は約3000万円の黒字運営でした!
政党助成金ありきの活動では黒字運営を続けていたNHK党に、今世紀最大の試練が立ちはだかっています!
2024年12月には兵庫県知事選などにも出馬表明をしている立花さん。
政党助成金もなく、負債が膨れ上げる中、今後逆転劇は訪れるのか!?
今後の動向にも注目が集まっています!
それでは今回はこの辺で!